関連動画
あわせてこちらの動画もご覧ください。
空席確認・予約する
神経系ストレッチは完全予約制です。ご都合の良い方法でご予約ください。
営業時間:9:00〜13:00/16:00〜20:00(日曜9:00〜15:00)
休診:水曜午後・木曜・祝祭日
※施術中はお電話に出られない場合があります。WEB予約が確実です。
脚を上げ下ろしするたびに激痛が走る、階段を踏み出す瞬間にビリッとした痛みが走る——そのような「脚の痛み(下肢痛)」に悩んでいる方は少なくありません。原因がわからないまま痛みをこらえていると、日常生活の質が大きく下がるだけでなく、症状が慢性化するリスクもあります。この記事では、脚の痛み・下肢痛の原因と特徴、ご自身でできるセルフチェックの方法、そして日常で取り組めるセルフケアを具体的に解説します。
脚の上げ下ろしで激痛が走る原因は何か
脚の上げ下ろし時に強い痛みが出る場合、「神経の圧迫」「筋肉や関節の炎症」「血流障害」の3つが主な原因として考えられます。
脚を持ち上げるとき・降ろすときに激しい痛みが起こる最も多い原因は、腰から足先にかけて走る坐骨神経(ざこつしんけい)の圧迫・刺激です。坐骨神経は人体最大の末梢神経で、腰椎から出た後にお尻・太もも裏・ふくらはぎ・足先へと伸びています。この神経が何らかの形で圧迫または引き伸ばされると、脚の上げ下ろしのような動作で一瞬の激痛やビリビリとした放散痛(ほうさんつう:離れた場所に広がる痛み)が走ります。
代表的な圧迫の原因としては以下が挙げられます。
- 腰椎椎間板ヘルニア:椎間板(背骨のクッション)の中身が飛び出し、神経根を圧迫する
- 腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう):神経の通り道が狭くなり、神経が慢性的に圧迫される
- 梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん):お尻の深部にある梨状筋が硬くなり、その下を走る坐骨神経を締め付ける
- 股関節由来の痛み:変形性股関節症や滑液包炎(かつえきほうえん)が脚の動きと連動して激痛を生じさせる
日本整形外科学会は、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症を脚の神経痛の代表的な原因疾患として位置づけており、症状が長期化している場合は専門機関での画像検査が推奨されています。
症状の出方による見分け方
症状がいつ・どの動作で・どの部位に出るかによって、原因の候補が絞り込めます。以下の表を目安にしてください。
| 症状のタイミング・動作 | 主な特徴 | 考えられる原因 | なぜその状況で強くなるか |
|---|---|---|---|
| 朝の起床直後・一歩目だけ痛い | 動き始めの数秒〜数分だけ強く、歩き続けると楽になる | 股関節の炎症、仙腸関節(せんちょうかんせつ)の機能不全 | 就寝中に関節液の循環が落ち、軟骨や関節包に炎症産物がたまるため、最初の荷重で痛みが出やすい |
| 夕方・長時間立ち仕事の後に悪化 | 午前中は比較的楽で、夕方になるほど重だるさ・痛みが強くなる | 腰部脊柱管狭窄症、静脈うっ滞(じょうみゃくうったい:血液の滞り) | 重力と筋疲労で脊柱管が狭まり、神経への圧が高まるため。また静脈血のうっ滞で神経周囲の浮腫(むくみ)が増す |
| 歩行時に100〜200m歩くと痛くなり、座ると楽になる | 間欠性跛行(かんけつせいはこう):歩いては休む繰り返し | 腰部脊柱管狭窄症、末梢動脈疾患(PAD) | 神経性の場合は腰を丸めると脊柱管が広がり楽になる。血流性の場合は安静にすれば筋への酸素供給が回復する |
| 特定の姿勢(前かがみ)で激痛が走る | 腰を前に曲げると痛みが誘発される | 腰椎椎間板ヘルニア | 前屈で椎間板内圧が高まり、飛び出した髄核が神経根をさらに圧迫する |
| 安静時・夜間でも疼く | 動かなくても持続する鈍痛・灼熱感 | 神経障害性疼痛、腫瘍性疾患(ごくまれ)、炎症性疾患 | 神経そのものが持続的に刺激されているため、体位に関係なく痛みが続く |
| 片側だけに痛み・しびれが走る | 腰〜お尻〜ひざ裏〜ふくらはぎの一本の線に沿った症状 | 坐骨神経痛、腰椎椎間板ヘルニア | 特定の神経根が一方の側だけで圧迫されている |
| 両側同時にしびれや脱力感がある | 両足がだるい・ふらつく | 腰部脊柱管狭窄症、頸椎(けいつい)疾患 | 脊髄(せきずい)レベルで神経が圧迫されている可能性があり、要注意 |

夕方に悪化しやすい理由をもう少し詳しく
腰部脊柱管狭窄症では、1日の活動で腰まわりの筋肉が疲弊し、脊柱の支持力が低下します。その結果、夕方にかけて椎間関節(ついかんかんせつ)や黄色靭帯(おうしょくじんたい)がゆるみ、神経の通り道がさらに狭まる傾向があります。加えて、立位・歩行が続くと下肢の静脈血がうっ滞し、神経周囲に浮腫が生じることで症状が増幅されやすくなります。
自分でできるセルフチェック
脚の痛みが神経由来かどうかを自宅で確認するには、以下の2つの方法が参考になります。
チェック1:ラセーグテスト(下肢伸展挙上テスト、SLRテスト)
手順
- 床またはベッドの上に仰向けに寝ます。
- 膝をまっすぐ伸ばしたまま、片方の脚をゆっくり床から持ち上げます(かかとを天井に向けるイメージ)。
- 脚を上げていく角度を確認します(目安は45度・60度・70度)。
判定の目安
脚を45〜60度以下持ち上げた時点でお尻〜太もも〜ふくらはぎにかけてビリビリ・ズキッとした痛みやしびれが出る場合、坐骨神経が引き伸ばされて刺激を受けている可能性があります。70度以上持ち上げても痛みが出ない場合は、神経の緊張が少ない状態である可能性が高いとされています。ただし、このテストは整形外科でも用いられる参考検査であり、家庭での判定は専門家による診断を代替するものではありません。
チェック2:片足立ち(ロンベルグ変法)
手順
- 平らな床に立ち、片足を数センチ浮かせます。
- 目を開けたまま10秒キープします。
- 次に目を閉じて同じように10秒キープします。
判定の目安
目を閉じた途端にふらつきが大きくなる、または5秒以内にバランスを崩す場合は、深部感覚(しんぶかんかく:足裏・関節の位置情報を脳に伝える感覚)が低下している可能性があります。これは神経の機能低下や下肢への情報伝達の不具合を示す参考指標です。
日常で取り組めるセルフケア方法
1. 梨状筋・股関節後面のリリースストレッチ
梨状筋が硬くなると坐骨神経を絞り込み、脚の上げ下ろしで激痛が出やすくなります。この筋肉を丁寧にゆるめることで、神経への圧を軽減することが期待できます。
やり方
- 床に仰向けになり、両膝を立てます。
- 痛みのある側の足首を、反対側の太もものひざ上あたりに乗せます(4の字の形)。
- 足を乗せた側の太ももを両手で抱え、胸の方へゆっくり引き寄せます。
- お尻の深部がじんわり伸びる感覚が出たら、そのまま30秒キープします。
- ゆっくり元の位置に戻し、20秒休んでから再度行います。
頻度・回数:1セット30秒を1回につき3セット、1日に朝・昼・夜の計3回行います。痛みが強い場合は無理に引き寄せず、伸びを感じる範囲で止めてください。
2. 腰椎のモビリゼーション(骨盤回し体操)
腰椎周囲の関節の動きが固まると、神経根への圧が一か所に集中しやすくなります。骨盤をゆっくり動かすことで関節の流動性を取り戻し、神経への刺激を分散させることを目指します。
やり方
- 椅子に浅く腰掛け、足は肩幅に開きます。
- 骨盤だけをゆっくり前に傾け(腰を反る方向)、次に後ろに傾けます(腰を丸める方向)。
- この前後の動きを1回として、10回繰り返します。
- 次に、骨盤を時計回りにゆっくり1周、反時計回りに1周させます。
頻度・回数:前後10回+左右1周ずつを1セットとして、1日4〜5回行います。デスクワーク中に1時間おきに行うと、腰まわりの血流維持にも役立ちます。
3. 足指・足首の神経循環ケア
末梢(まっしょう)の神経は、血流が低下すると伝達速度が落ち、しびれや痛みが出やすくなります。足指と足首を細かく動かすことで、下肢末端の血流と神経の感覚回路を刺激し、痛みの悪循環を断ち切ることが期待できます。
やり方
- 椅子に座り、片足を反対の太ももの上に乗せます。
- 足指を全部ゆっくり「グー」に握り5秒、次に「パー」に開いて5秒。これを10回繰り返します。
- 続いて足首を時計回りに10回、反時計回りに10回ゆっくり回します。
- 足裏を手の親指で、かかとからつま先に向けてゆっくりほぐします(15〜20秒)。
頻度・回数:左右各1セットを1日2回(朝・夜)行います。入浴後の体が温まったタイミングが最も効果的とされています。
やってはいけないこと
1. 痛いのを我慢して脚の上げ下ろしを繰り返す
激痛が走っているにもかかわらず、「慣らせば治る」と考えて無理に脚を動かし続けることは避けてください。神経が圧迫されている状態では、繰り返しの刺激が神経の炎症を長引かせ、痛みの「記憶」が脊髄に定着する「中枢感作(ちゅうすうかんさ)」を招くリスクがあります。痛みを感じたらいったん動作を止め、楽な姿勢で休むことが先決です。
2. 患部を強くもみほぐす
痛みの出ている部位(お尻・太もも裏など)を強い力でマッサージしたり、ゴルフボールなどで強く押したりすることは控えてください。神経が圧迫されている状態で周囲の組織に強い刺激を与えると、局所の炎症が拡大し、翌日以降に痛みが増幅されるケースが少なくありません。ほぐす場合は「軽く触れる程度の圧」を基本とし、痛みが増す感覚があれば即座に中止してください。
3. 痛みが強い急性期に長時間の入浴や激しい運動をする
痛みが強く出始めた最初の2〜3日は急性炎症期に当たることが多く、この時期に長時間の入浴(42度以上・20分超)や走る・跳ぶといった衝撃の強い運動を行うと、血流増加により炎症が広がるおそれがあります。急性期はシャワー程度にとどめ、安静を優先してください。炎症が落ち着いた亜急性期以降(目安として痛みが5割以下に落ち着いてから)は、温めることで血流改善を促すセルフケアが有効になります。
受診の目安:こんな症状があればすぐに医療機関へ
以下のサインが1つでも当てはまる場合は、セルフケアよりも先に整形外科や神経内科などの医療機関を受診することをお勧めします。
- 脚の力が急に抜け、歩けない・立てない(急性の脱力・麻痺)
- 排尿・排便のコントロールが難しくなった(馬尾症候群:ばびしょうこうぐん の疑い)
- 両足に同時にしびれや激痛が出ている
- 発熱(37.5度以上)を伴う腰・脚の痛み(感染性脊椎炎などの可能性)
- 安静にしていても夜間に痛みがじわじわと強くなる
- 痛みが1か月以上続き、日常生活に明らかな支障が出ている
- 原因不明の体重減少を伴う脚の痛み
これらは腫瘍・骨折・感染症など、見逃してはいけない疾患が隠れているサインである可能性があります。日本整形外科学会のガイドラインでも、こうしたレッドフラグサイン(危険な兆候)を伴う腰下肢痛は速やかな医療機関への受診が必要とされています。
よくある質問
脚の痛みは何科を受診すればよいですか?
まず整形外科を受診するのが基本です。画像検査(レントゲン・MRI)で腰椎や股関節の状態を確認でき、原因の特定に役立ちます。しびれや神経症状が強い場合は神経内科との連携が取られることもあります。整形外科でも「よくわからない」と言われた場合はペインクリニック(痛みの専門外来)も選択肢になります。
脚の痛みに市販の湿布や痛み止めは効きますか?
一時的な痛みの軽減には役立つ場合があります。ただし、市販の湿布や鎮痛薬は炎症をおさえる効果が中心であり、神経の圧迫そのものを解消するものではありません。症状が繰り返す・悪化するといった場合は、湿布でごまかし続けずに原因の特定を優先させることが大切です。
脚の痛みは放置するとどうなりますか?
原因によっては神経の障害が進行し、しびれや筋力低下が残るリスクがあります。腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症を放置した場合、6〜12か月単位で症状が慢性化し、日常動作(歩行・起立・排泄)に大きな支障をきたすケースも報告されています。早めにセルフケアと受診を組み合わせて対処することが、回復期間の短縮につながる可能性があります。
セルフケアを続けても脚の痛みや下肢痛が改善しない場合、または「何から始めればよいかわからない」と不安を感じている場合は、当院の神経系ストレッチプログラムへぜひご相談ください。福岡県田川市からもご来院いただいている久留米・田主丸エリアの当院で、あなたの症状に合ったアプローチを一緒に考えます。
神経系ストレッチ(神経整体)の概要
神経系ストレッチ(神経整体)は、ストレッチトレーナー兼子ただし氏が考案した、神経の滑走性を改善することで痛みや可動域制限を根本から解消する施術法です。
従来の筋肉へのアプローチだけでなく、神経の動きそのものを改善することで、慢性的な痛みや神経痛に対して高い効果を発揮します。
その他の症状に関連する記事
この症状に関連するページ
神経の痛み・しびれでお悩みなら
坐骨神経痛や手足のしびれなど、神経系の不調は早めのケアが大切です。当院の「神経系ストレッチプログラム」では症状の根本原因にアプローチし、日常生活の負担軽減をサポートします。
神経系ストレッチ福岡久留米(田主丸整骨院内)
TEL:0943-72-3677
住所:福岡県久留米市田主丸町田主丸937-5(田主丸整骨院内)
MAP:https://share.google/XDdCsho5HmWH8haLl
LINEで相談する:https://lin.ee/NxACC0o
空席確認・予約する
神経系ストレッチは完全予約制です。ご都合の良い方法でご予約ください。
営業時間:9:00〜13:00/16:00〜20:00(日曜9:00〜15:00)
休診:水曜午後・木曜・祝祭日
※施術中はお電話に出られない場合があります。WEB予約が確実です。
