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交通事故後、首の痛みやこわばりがなかなか取れないとお悩みの方は少なくありません。「病院で検査をしても異常なしと言われた」「時間が経てば治ると思っていたのに、むしろ悪化している」という声もよく聞かれます。この記事では、交通事故によるむちうちを中心に、首の痛みが続く理由と、ご自宅でできるセルフケアの方法をご紹介します。
交通事故後の首の痛みはなぜ続くのか
追突や急ブレーキなどの衝撃によって首が急激に前後に振られると、頸椎(首の骨)まわりの筋肉・靭帯・神経が同時にダメージを受けます。これがいわゆる「むちうち」です。
むちうちの厄介なところは、事故直後よりも数日後に痛みのピークが来ることが多い点です。炎症(組織の腫れや発赤)が時間差で広がるためで、「最初は大丈夫だと思っていたのに」という経験をされる方が多いのはこのためです。
さらに見落とされがちなのが、神経への影響です。首には頭・肩・腕に向かう神経の束が通っており、衝撃によって神経が引き伸ばされたり圧迫されたりすると、痛みだけでなく肩から腕にかけてのしびれ、頭痛、めまいなどの症状が重なって現れることがあります。こうした神経由来の症状は、筋肉のケアだけでは改善しにくいため、長引く首の痛みの一因となります。
加えて、痛みをかばうために無意識に首や肩を緊張させ続けると、血流が低下して筋肉が硬直し、痛みがさらに慢性化するという悪循環に陥りやすくなります。
首の痛みとむちうちに対するセルフケア3選
1. 胸郭(きょうかく)を開く姿勢リセット
むちうち後は首をかばうために頭が前に出た姿勢が定着しやすく、これが首への負担をさらに増やします。胸郭(肋骨で囲まれた胴体の上部)の柔軟性を取り戻すことで、首への負担を分散させましょう。
やり方
- 椅子に浅く腰かけ、両手を後頭部で組む。
- ゆっくりと息を吸いながら、肘を左右に広げて胸を天井に向けるように反らせる(腰は反らさない)。
- 3〜5秒キープし、ゆっくり息を吐きながら元に戻す。
- これを5〜8回繰り返す。
首を直接動かさずに周辺の可動域を広げるアプローチなので、急性期の痛みが少し落ち着いた段階から取り入れやすい方法です。痛みが強い時期は無理に行わないでください。
2. 深層頸部筋(ディープネックフレクサー)の活性化
首の深部にある小さな筋肉群(深層頸部筋)は、頭を安定させる「土台」の役割を担っています。むちうちの衝撃でこの筋群が正しく機能しなくなると、表層の大きな筋肉が代わりに頭を支えようとして過緊張し、慢性的な首のこわばりにつながります。
やり方(チンタック・エクササイズ)
- 仰向けに寝て、膝を立てる。
- 頭の後ろにタオルを一枚敷く。
- 顎を軽く引きながら、後頭部でタオルを押さえるように首の後ろを床方向へ近づける(頭を浮かせず、うなずく方向へ小さく動かすイメージ)。
- 5秒キープ×10回を1セットとして、1日2セットを目安に行う。
動きは非常に小さいですが、深層の筋肉に的確に刺激を入れることが目的です。首の後ろに力が入る感覚があれば正しく行えています。
3. 神経の滑走性(かっそうせい)を高めるアプローチ
神経は骨や筋肉の間を通り抜けながら滑らかに動く仕組みになっています。これを「神経の滑走性」と呼びます。むちうちの衝撃で神経まわりの組織が硬くなると、この滑らかな動きが妨げられ、腕のしびれや首から肩の張りが抜けにくくなります。
やり方(上肢神経モビライゼーション・基本版)
- 椅子に座り、痛みのある側の腕を体の横にたらす。
- 手首を手の甲側に軽く反らせた状態で、腕全体をゆっくり下に伸ばす(肩を下げるイメージ)。
- 同時に頭を反対側に軽く傾ける。
- 「腕の内側がじんわり引っ張られる感じ」があればOK。5秒キープ×5回。
強い痛みやしびれが出る場合は中止し、専門家に相談してください。症状が神経由来かどうかの見極めが大切なステップです。
このような状態になったら受診・相談を
セルフケアを続けていても、以下に当てはまる場合は早めに専門家への相談をおすすめします。
- 首の痛みやしびれが2週間以上改善しない、または悪化している
- 手足の力が入りにくい・細かい動作が難しくなってきた
- 頭痛・めまい・吐き気が首の痛みと同時に続いている
- 夜間に痛みで目が覚めることが増えた
交通事故後の症状は自覚が薄いうちに神経への影響が進んでいることがあります。「まだ様子を見よう」と先延ばしにすると回復に時間がかかるケースも多いため、早期の対処が重要です。
セルフケアで思うように改善しない場合や、症状に不安を感じている場合は、当院の神経系ストレッチプログラムへぜひご相談ください。佐賀県多久市をはじめ、久留米・田主丸エリアからもご来院いただいております。
神経系ストレッチの概要
神経系ストレッチは、ストレッチトレーナー兼子ただし氏が考案した、神経の滑走性を改善することで痛みや可動域制限を根本から解消する施術法です。
従来の筋肉へのアプローチだけでなく、神経の動きそのものを改善することで、慢性的な痛みや神経痛に対して高い効果を発揮します。
神経の痛み・しびれでお悩みなら
坐骨神経痛や手足のしびれなど、神経系の不調は早めのケアが大切です。当院の「神経系ストレッチプログラム」では症状の根本原因にアプローチし、日常生活の負担軽減をサポートします。
神経系ストレッチ福岡久留米(田主丸整骨院内)
TEL:0943-72-3677
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